来週月曜日(3月13日・月)、北谷で辺野古新基地建設事業の現状と課題について講演をします。嘉手納爆音訴訟原告団北谷支部の主催です。
16日には、沖縄県が提訴した設計変更申請に関する関与取消訴訟の福岡高裁那覇支部の判決が出されます。今までの経過から、本論には入らず県の訴えを門前払いすることが予想されますが、裁判の結果はどうあれ、辺野古新基地建設事業は頓挫するんだということに確信を持ちましょう。
ご都合のつく方は是非、おいでください。
3月13日(月)午後6時~8時 北谷ニライセンター

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以下、講演のレジメです。
「もう一押しだ、辺野古新基地建設事業は頓挫する!」
第1部:「辺野古」が頓挫するこれだけの理由
1.海面下90mまでの軟弱地盤の改良はできず、造成した護岸は崩壊する
・日本、世界では過去に海面下65mまでの地盤改良実施例しかなく、今回は未改良部分が残る。
・護岸の安定計算での「データ操作」/最も重要なB27地点ではボーリング試験を実施していない。
・地盤の地震時の安定性照査を行っておらず、護岸は「震度1~3の地震で崩壊」
2.地盤改良・埋立のための特殊作業船が調達できない
・海面下70mまでの地盤改良船(サンドコンパクション工法)が同時に3隻必要となるが、日本には1隻しかない。
・敷砂や先行盛土のトレミー船も日本に1隻だけ/100隻以上の作業船を工事区域に集中させるのは不可能
3.完成しても地盤沈下が続き、滑走路は使いものにならない
・滑走路が沈下するため、平坦性についての米軍の性能基準に合致しない
・運用開始後も、滑走路の定期的なジャッキアップが必要
・政府の地震調査委員会が、「南西諸島でマグニチュード8の巨大地震のおそれ」という長期評価を発表
・沖縄県も、深刻な津波被害を想定(大浦湾では最大15m以上の津波)
5.大量の埋立土砂が調達できない
・沖縄南部地区の戦没者の遺骨混りの土砂は人道上も使用できない。
・本土の土砂は特定外来生物の駆除策がない(沖縄県土砂条例) --- 膨大な量の土砂の熱処理など不可能
・「軟弱で深い海底の上に滑走路を滑走させるという恐るべき技術的課題」、「ミサイル攻撃に弱い」(2022.6)
・「沖縄の米軍基地の先制攻撃に対する脆弱性」、「米軍にとっての運用上の有用性は現手的」(2022.11)
7.米軍の運用開始まで「12年」以上 --- 南西諸島の軍事状況は大きく変わる
・辺野古新基地は、陸上自衛隊も共同使用するという日米間の極秘合意が発覚
・「台湾有事」を煽りたてた南西諸島の自衛隊・米軍の軍事力強化で辺野古新基地の位置づけは全く変わった
第2部:これからの課題
1.辺野古の工事の現状
2.設計変更申請不承認をめぐる県の3つの裁判が敗訴した場合、県はどう対応するのか?
3.私たちの課題