チョイさんの沖縄日記

辺野古新基地建設問題等、沖縄の現状を考える!(文責:北上田 毅)

「魂魄の塔」横の熊野鉱山でまた重機が動き、土地が一面に均されてしまった! --- 業者は着々と事業の準備、県は措置命令を遵守させるために毅然とした対応を!

 今日(9月20日)は、「魂魄の塔」横の熊野鉱山の様子を見に行った。  

 敷地の西側部分(下の写真(9月15日 撮影)の黄印)に重機が入り、土地が一面に均されてしまっている。いったい何の準備をしているのであろうか?

 8月下旬、県が敷地内で戦没者と思われる上半身の遺骨を収集した(9月6日のブログ参照)。周辺の遺骨調査がますます必要となっているが、このままでは全域の調査が終わらないうちに、土地の形質変更が進んでしまう。知事は、自然公園法に基づく措置命令で、「遺骨の確認」「県との協議」を命じたが、開発業者は8月11日、それを不服として国の公害等調整委員会に裁定を申請した。他にも土砂搬出路となる農地の一時転用申請(注1)や、森林伐採届(注2)を出すなど、あくまでも事業を強行する姿勢を見せている。

(注1)一時転用申請書は9月上旬、県に送付された。最終的に知事が一時転用の可否を判断する。農地一時転用の期間は3年以内に限られており、業者は当初の7年半の採掘期間を3年以内に変更した。採掘期間の大幅短縮により採掘量や採掘深さ、採掘方法等が全面的に変り、当初の自然公園法の開発届の内容が大きく変更されるが、その詳細は明らかにされていない。

(注2)8月12日、下の写真の左下の森林の伐採届が出された。森林法では9月12日からは伐採可能となっている。しかし、このままでは奥のシーガーアブは破壊され、周辺の遺骨も散逸してしまう。

 公害等調整委員会の裁定が出るまでには1年以上かかるとも言われている。現在、措置命令は有効なのであるから、県は開発業者に対して、措置命令の「遺骨の確認」「県との協議」を遵守するよう毅然と対応しなければならない。

 22日には、具志堅隆松さんや宗教者グループと一緒に、シーガーアブの保存、周辺の遺骨収集計画について県に申入れを行う予定だ。 

                    (沖縄ドローンプロジェクト撮影:2021.9.15)

                       (9月20日撮影)

                      (9月20日撮影)

 「魂魄の塔」から入ると、有川中将自決の碑のすぐ横に、今までにはなかった立入禁止の看板が出されている。 (9月20日撮影)