チョイさんの沖縄日記

辺野古新基地建設問題等、沖縄の現状を考える!(文責:北上田 毅)

具志堅隆松さんらがデニー知事に要請書を提出 --- 辺野古・設計変更申請を不承認とする理由に、環境面だけではなく、遺骨混りの土砂を使用することは人道上許されないと明記すること!

 今日(9月24日・金)、具志堅隆松さんと島ぐるみ宗教者の会が、デニー知事に対して要請書を提出した(末尾に全文掲載)。知事は、辺野古新基地建設事業の設計変更申請を不承認とするだろうが、不承認の理由に南部地区の遺骨混りの土砂を使用することは許されないと明記するよう求めたものだ。

 沖縄県は、設計変更申請に対する防衛局への今までの4次にわたる質問の中で、南部地区からの土砂調達問題について、搬出港等での騒音・粉じん等の生活環境や観光への影響等は指摘しているが、遺骨の問題については全く触れていない。

 そのため、不承認の理由の中に南部地区の遺骨混りの土砂を使用することは、環境面だけではなく、人道上も許されないと明記するよう求めている。この要請書について、速やかに面談の場を持つよう申し入れた。

          (本年3月、糸満市で見つかった8体の遺骨(青森県Hさん撮影)

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沖縄県知事 玉城デニー様                                      2021年9月24日                                  

                    遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」  代表 具志堅 隆松

              島ぐるみ宗教者の会                                           谷 大二                                  

 

 日々の県政運営に心からの敬意を表します。

 防衛局は昨年4月、辺野古新基地建設事業の設計変更承認申請書を提出しました。まもなく知事の最終判断が出されることと思います。

 この設計変更承認申請書では、沖縄南部地区から大量の埋立土砂を調達する計画とされていることから、戦没者の遺骨混りの土砂が埋立に使われるのではないかということが大きな問題となっています。

 本年4月には、沖縄県議会が、「悲惨な沖縄戦戦没者の遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないこと」等を求める意見書を全会一致で採択しました。また、県内の約半数の市町村でも同様の意見書が採択されています。さらに現在、奈良県議会や大阪市議会等、全国の自治体でも同様の意見書採択の動きが続いています。県議会の意見書は政府に対する要請ですが、県としてもこの意見書の趣旨に沿った施策を進めることが求められています。

 知事は、熊野鉱山の開発業者に対して措置命令を出した際に、「人道的な観点から、悲惨な沖縄戦の遺骨等が混入した土砂は採取しないこと」という留意事項を付されました。県議会の意見書や、この措置命令の際の留意事項の趣旨からも、防衛局の設計変更承認申請書が南部地区からの埋立土砂調達を予定していることは認められないはずです。

 この問題について、下記のとおり要請します。

 

                 記  

 

1.県は、設計変更承認申請書に対する防衛局への質問事項の中に、南部地区からの土砂調達問題について、搬出港等での騒音・粉じん等の生活環境や観光への影響等を指摘しているが、遺骨の問題について触れていない。

 防衛局に対して5次質問を出すと報道されているが、質問項目の中に遺骨の問題を含めること。 

2.設計変更承認申請書に対する知事の最終判断の中に、南部地区の遺骨混りの土砂を基地建設の埋立に使用することは人道的にも認められないことを明記すること。

                              (以上)